
爪を傷めず時短でオフしたい!プロ直伝、間違いないジェルネイル・オフのやり方とは?
ジェルネイルをしているみんなの悩み、それはジェルネイルオフ…。ネイルサロンにオフだけ行くのも気がひけるし、お金もかかる。予約も必要。でも自分でオフするのは自爪を傷つけてしまいそうでちょっと怖い。そんな方のために今回は基本のジェルネイルオフのやり方をご紹介します!

はじめに
いまや簡単に自宅でできるようになったジェルネイル。ですが、必ずオフの作業も必要になります。
最近はサンディングをしなくても密着性が高いジェルも増えてきてありがたいのですが、密着性が高い分、間違ったやり方で無理にジェルのオフをすると、自爪の表面ごと剥がれてしまい爪が薄くなったり、グリーンネイルや爪甲剥離などのトラブルにも。
実はジェルネイルで爪が痛む一番の原因はオフと言われています。
正しいジェルオフのやり方で爪へのダメージを最小限にすることが長くジェルネイルを楽しむ秘訣です。
正しいジェルオフをしないと爪に大ダメージ?

イメージ参照:ikuko-nail さん
ジェルネイルを無理に剥がすとこちらの写真のように爪の表面ごと剥がれてしまいこのような大ダメージに・・・。こうなってしまってはしばらくネイルはお休みしないといけません。
ジェルオフの最大の注意点は絶対に無理に剥がさないこと!まずはこれが第一です。
ちなみにジェルオフで使うアセトンはプラスチックをも溶かす溶剤です。必要以上の使用はアセトンが爪を刺激し痛める原因になります。
オフしすぎもよくありませんのでジェルの付替えは多くても2〜3週に一度を目安にしましょう。
また、火気厳禁、換気も必須ですので、密室や直火(タバコなど)に注意しましょう。
上手にオフできると、次回のジェルネイルも長持ちしますし、何より自爪を傷つけませんので綺麗に仕上がりますよ。
ジェルネイルオフに必要な道具は?

・アルミホイル
・ファイル(やすり)
・コットン
・アセトン(ジェルリムーバー)
・ウッドスティック(オレンジスティック)
・ピンセット
・マスク
・ネイルケアクリーム、キューティクルオイル
・(あれば)プッシャー
・(あれば)ゴム手袋やビニール手袋など

(1)コットンは爪の大きさより少し大きめにカット。
アルミホイルも適当な大きさに切っておく。何度かオフを行う可能性があるので、少し多めに用意しておくのがベスト!

(2)ウッドスティック(オレンジスティック)は、使っていくごとに汚れたり先端が丸くなってきます。
こうなると使いづらいのでファイルで削って尖らせておきましょう。
ジェルネイルオフの手順と注意点とは?
それでは実際にジェルネイルのオフの手順とそれぞれの工程の注意点をご紹介していきます。
オフをする際にはジェルを削ったダストを吸い込まないようにマスクをしてくださいね。
ダストを吸い込むとアレルギーになる危険がありますので、必ずマスクを装着しましょう!
またアセトンは可燃性の物質なので火気厳禁。オフの最中にたばこを吸ったりするのも危険ですのでやめましょう。
揮発性も高いので必ず換気もしてくださいね!
ジェルネイルの表面に傷をいれる

リムーバーが染み込みやすいようにツヤがなくなるまでジェルネイルを軽く削ります。
これをサンディングといいます。
使用するファイルは150〜180くらいのグリッド数のファイルがオススメです。
無理して削るのではなく軽く削る程度で大丈夫です。削り過ぎて自爪まで削らないないように注意!
トップとカラーの層を削ってベースは残すように意識しましょう!ホログラムやシェルなどのネイルパーツ埋め込んでいる場合は、パーツの角が少し出てくるくらいまで削ってください。
伸びてむき出しになっている根本の自爪の部分や、皮膚を傷つけないようにも注意が必要です。様子を見ながら慎重にサンディングしていきましょう。
繰り返しになりますが、絶対に自爪を削ってはいけませんよ!
コットン・アルミを巻く

アルミホイルの上にコットを置き、アセトンをたっぷり染み込ませます。アセトンは揮発性が高いので少量ですとすぐに揮発してしまいますので、コットンにたっぷり染み込ませてくださいね。
爪の上にアセトンをたっぷり染み込ませたコットンをおきます。素手でアセトンを触ると肌によくありませんので、必ずピンセットを使用してください。
コットンを爪に乗せる前に、爪の周りの皮膚にアセトンでダメージを受けないよう、キューティクルオイルを塗って保護しておくことがおすすめです。
作業がしやすいよう、片手5本ずつオフしていきましょう!

アルミホイルを巻いていきます。この時、アセトンがアルミホイルから流れたり揮発しないようにしっかり巻いてください。
アルミホイルからコットンが見えていたり、巻く範囲が狭いとアセトンが染み込むまえに揮発してしまいジェルが溶けきらず、オフがうまくできません。
巻き終わったら15~20分くらいおきましょう。
この時、手を温めるとアセトンの浸透が早まりジェルが溶けやすくなります。
とは言え、お湯につけたり、直火に当てたりは止めてくださいね。
コタツやカーペットなどじわっと温めるのがオススメ。カイロでもOKです。
その他、ゴム手袋をはめたり、鍋つかみに手を入れたりするとジェルが溶けやすくなり、綺麗に落ちます!
特に冷え性の方や、冬で手が冷えているときはジェルが溶けにくいので、手を温めながらオフしましょう。
ウッドスティックで溶けたジェルを取り除く

約15分後です。
アルミホイルを剥がすとジェルがふやけた状態になっています。浮いた部分のみをウッドスティック(またはプッシャー)で取り除きます。
プッシャーの場合、金属ですので自爪を傷つける可能性がありますので注意してください。
この時、一気にすべての指のアルミをとって作業していると、後回しになった指のジェルがふたたび硬化していっていまうこともありますので、1本ずつオフしながら順にアルミを剥がしていきましょう!

爪の先端部分は皮膚と密着しておらず、温度が低いためジェルが溶けづらく、ジェルがよく残ります。
ジェルが残っていた場合は絶対に無理に剥がそうとせず、コットン、アルミホイルを巻く工程から繰り返して必ずジェルを溶かしてオフしてください。
爪自体を短くされる予定の方は、ファイルで削り取ってしまって短く整えても大丈夫です。
オフの後のケア
爪全体、キューティクルのあたり、皮膚にアセトンが付いていますので、よく拭き取るか石鹸で手をしっかり洗ってください。

ネイルケアクリームやキューティクルオイルを塗り必ず保湿します。
爪もお肌と同じ皮膚の一部です。しっかり保湿することで次のネイルが綺麗になりますよ!
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ジェルネイルは健康な爪で楽しもう!
いかがでしたか?
実際プロのサロンでオフする平均は一回 約1,500円〜3,000円程度かかりますが、セルフオフですと、用品が揃っていれば数百円もかかりません。
しかしながら、ジェルオフは前述のとおりジェルネイルで爪が痛む一番の原因と言われています。
正しいオフを行い、自爪を守りながら楽しくセルフジェルネイルを行いましょう!
ただし、実際にトラブルがある場合、自己判断でのオフは危険とも言えます。
その場合は、専門知識のあるプロに相談してくださいね!